訪問・外来リハビリテーション
訪問・外来リハビリテーション | 神戸市東灘区のつじ脳神経内科 訪問診療クリニック
- 〒658-0053兵庫県神戸市東灘区住吉宮町6丁目14‐17 住吉駅前医療ビル3階
- 078-891-6670
訪問・外来リハビリテーション
「その人らしくあるために、思いを大切にし、生き方を大切にします」
神経難病・脳血管疾患などの専門的知識や、在宅医療経験が豊富な医師と密に連携がとれる環境であり、患者様の変化に合わせた適切で迅速なリハビリ提供が可能です。
神経内科領域でのリハビリテーションは、脳梗塞や脳出血による後遺症にお悩みの方や、パーキンソン病や高次脳機能障害の方、慢性の神経疾患の方へのリハビリをおこなっています。後遺症をもつ患者様に対して、ご本人の意思を尊重しつつ尊厳を回復することや、ご家族や介護者の負担を減らすことも目的としています。座る、歩く、起き上がるなどの基本動作から、トイレに行く、食事をとるなどの日常動作まで、患者様本人の意思を尊重しつつスタッフが一丸となってサポートいたします。
医師の診察のもと、患者様の症状にあわせた一人ひとりに合うリハビリテーションをおこなっております。脳梗塞や脳出血による後遺症や、パーキンソン病のような難病でリハビリテーションを必要としている方など幅広い症状の方を対象としています。
当院では、クリニックに通院しながらリハビリテーションを行う「通院リハビリテーション」とご自宅でおこなう「訪問リハビリテーション」に対応しております。
通院リハビリテーションでは、通院していただきながらリハビリをおこないます。訪問リハビリテーションとくらべ、機器を使用したリハビリを受けることや、クリニック内でのスペースもあることから運動量を増やせることが通院リハビリテーションのメリットです。
訪問リハビリテーションは、住み慣れたご自宅でリラックスしてリハビリテーションを受けることができるため、通院が困難な方でもしっかりリハビリテーションを受けていただくことが可能です。
訪問リハビリテーションでは、実際に生活を行っている環境に沿ったリハビリテーションを行うことができるため、動きのコツ習得やご家族への介護指導に適しています。
訪問リハビリテーションの利用条件は、以下の2つです。
両方の条件を満たしている方のみ、訪問リハビリテーションを利用することができます。
ボツリヌス療法とは、天然のタンパク質（ボツリヌストキシン）を有効成分とするお薬を筋肉に注射することで、筋肉を緊張させている神経の働きを抑える治療法です。脳卒中(脳梗塞や脳出血)などの後遺症のひとつに痙縮（けいしゅく）という症状があります。主な症状としては、後遺症のある麻痺側で筋肉に力が入りすぎて「手指が握ったまま開きにくい」、「肘が曲がったまま戻りにくい」、「足先が裏側に曲がってしまい歩きにくい」といった症状がみられます。わずかな刺激で筋肉に異常な力（筋伸張反射）が入るため、動かしにくいだけでなく、眠れないことや痛みの原因にもなります。痙縮の治療において、この医師が行うボツリヌス療法と理学療法士が行うリハビリテーションを併用するとよいとされております。