神経難病も含めた患者様が誰でも、
自身が決めた場所で自分らしい生活を送ることができる環境を提供します

皆様初めまして。
この度、東灘区住吉駅前に、脳神経内科・訪問診療クリニックを開院することになりました院長の辻雄太と申します。私は脳神経内科医として比較的大きな市中病院で勤務し、その後は神戸の訪問診療クリニックで訪問診療医として勤務して参りました。

市中病院では集中治療管理を要する脳卒中、てんかん、神経免疫疾患、頭痛などの対応だけでなく、パーキンソン病や脊髄小脳変性症、ALS、若年性認知症などの神経難病の診断や緩和治療と、在宅環境調整も行ってきました。訪問診療クリニックでは神経難病に加え、がん末期の緩和治療、難病を抱えた小児患者のフォローも含めて幅広い患者様、ご家族の対応にあたりました。そこで、在宅医療の経験を生かして、ご自宅での生活をご希望される神経難病の患者様とそのご家族の方に、最期の看取りまでともに寄り添える環境を作りたいと考えました。

神経難病を含めた在宅にいらっしゃる患者様は、もちろん脳の疾患だけではなく、複数の疾患を抱えていらっしゃることが多く、生活面も含めたいろいろな悩みを持っておられます。そんな患者様やご家族が気軽に相談しやすく、最期まで安心して生活できるようになるために、訪問診療を中心としたリハビリテーション治療も可能なクリニックを開業することを決意しました。

脳神経内科医と訪問診療医という両方の経験から、病気の知識に基づいた治療と生活視点をもったサポートで、できる限り多くの神経難病を含めた様々な患者様とご家族に、ご自身らしい生活を安心して送れるような環境を届けられるようにしたいと、私は考えています。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

兵庫県内の総合病院で勤務し、急性期病棟と外来リハビリ、訪問リハビリに従事し、幅広い疾患や症状の患者様、利用者様の治療に関わって参りました。
訪問リハビリにおいては5年間従事し、在宅医療・介護における様々な課題と向き合う中で、”その人らしく生きる”ことの大切さを学び、また同時に”その人らしく生きる”ことの難しさを実感しました。その人らしく生きるためには患者様や利用者様、その人を取り巻く人たちが思いを伝えたくなるセラピスト、その思いに気づけるセラピストであることが大切であると考えております。その考えをもとに、これからよりたくさんの患者様、利用者様のその人らしい生き方を支えることができるセラピストを目指し、努力して参ります。
神経内科医で訪問診療医のご経験がある辻先生の元、神経難病へのリハビリや緩和ケアにも尽力し、地域の患者様、利用者様の支えになれるよう取り組んで参ります。
リハビリについて気になることや、悩まれていることがございましたらいつでもお気軽にご相談ください。